『第16回日本地震工学シンポジウム』

オーガナイズドセッション主催と展示

第16回日本地震工学シンポジウムが下記のテーマで開催されます。
日本免震構造協会はこのシンポジウムに協賛し、オーガナイズドセッションを主催するとともに展示ブースを設けて免震・制振構造に関する様々な展示を行います。

【テーマ】

関東大震災から100年を経て、今後100年の地震工学を考える

〜過去に学び、複合化する激甚災害に備えた持続可能な社会を目指して~

【日程】2023年11月23日(木)~25日(土)

【会場】パシフィコ横浜ノース4階 
    〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1−2

『第16回日本地震工学シンポジウム』開催と論文募集

2023年11月に『第16回日本地震工学シンポジウム(16JEES)』を横浜で開催します。アブストラクト,論文を以下の要領で募集します。

主催 日本地震工学会(幹事学会),日本建築学会など12学会
投稿要領・詳細 https://confit.atlas.jp/guide/event/jees2023/top

アブストラクト投稿締切 2023年5月18日(延期しました)
論文投稿締切 2023年8月29日(延期しました)
シンポジウム期間 2023年11月23日(木)~25日(土)
会場 パシフィコ横浜ノース4階(神奈川県横浜市西区みなとみらい)
問合せ先

第16回日本地震工学シンポジウム運営委員会
2office@general.jaee.gr.jp

   

オーガナイズドセッション

セッション番号 セッション概要
OS1

セッション名:免震・制振技術の継承と革新:レジリエントな社会を目指して
Inheritance and Innovation of Seismic Isolation and Vibration Control Technology: Toward a Resilient Society

オーガナイザー:
小林正人(明治大学)、福喜多輝(清水建設)、松田和浩(名城大学)

概要:
我が国の免震技術は、関東地震のあとに複数の特許が出され、当時すでに実用化もなされている。
関東地震から60年が過ぎた1983年には積層ゴムを用いた日本最初の免震建物が建設されており、現代的な免震技術は2023年に40年の節目を迎える。
免震・制振技術は、一般社会に普及してきており、今後は社会的な責務を果たすことが求められる。そのためには、台風・豪雨・地震・津波など複合化・激甚化する自然災害への備え、カーボンニュートラルに貢献する技術開発が必要となるが、ほかにも免震・制振部材の品質保証、国際競争力の強化、技術開発の停滞感・閉塞感の払拭など、多くの課題が存在する。
本セッションでは、免震・制振技術の継承と革新をテーマとして、次代に継承すべき技術、顕在化した課題への対応、新しいアプローチによる技術開発などについて、多様な専門分野・多世代の参加者による議論を展開し、レジリエントな社会を目指す新たな端緒を見出したい。


セッション構成:招待講演+一般公募
招待講演は次の各分野の先生方にご登壇いただきます。

11月23日(木)午前
建築分野:古橋  剛(元日本大学)
「免震構造の変遷」

11月23日(木)午後
土木分野:高橋良和(京都大学)
「E-Isolation:高精度荷重計測機構を有する実大動的免震実験装置」

11月25日(土)午前
機械分野:深沢剛司(東京電機大学)
「AI・最適化技術が免震・制振技術に貢献できること:レジリエントでサステナブルな社会の実現に向けて」

技術展示

展示ブースへの出展

日本免震構造協会では展示ブースを設けて免震・制振構造に関する展示を行います。

【展示内容】
・免震構造、制振構造に関する紹介(スライド)
 免震部材、免震建物と免震効果、制振部材、制振建物と制振効果、免震建物の地震観測記録、免震建物・制振建物の実績
 日本免震構造協会について、次世代免震構造システムの構築と新システム
 → 大画面モニターで展示します。

・免震VR体験
 → 大地震時の免震効果をVRで体験できます。

・免震建物模型

・免震部材サンプル
 → 免震建物の効果や実際の免震部材のサンプルがご覧になれます。

・免震建物の揺れ方比較表
 → 一般の建物と免震建物の地震時の揺れ方の比較がパネル展示されています。

・阿蘇医療センターケガキ計記録:熊本地震の記録(レプリカ)
 → 平成28年熊本地震震源地近くの免震建物がゆっくりと最大46cm動いた記録を展示します。

・JSSI書籍紹介、パンフレット

・会員企業のカタログ

 ぜひ、お立ち寄りください。お待ちしております。